フード/食育のトップ > 活躍する修了生 > 望月 義春さん

- なぜ飲食店を開業されたいと思われたんですか?

- 実家が寿司屋で、大学卒業後、実家を手伝っていたんです。そのうち弟も調理師免許を取っていっしょに。職人としても経営者としても大先輩である父を見ていて、寿司は寿司でも、新しい感覚を取り入れたメニューで勝負してみたいな、って思うようになって。弟もその夢を共有してくれていつかは独立して二人の店を作ろうと。

- その夢に向かってどのような準備を始められたんですか?

弟が厨房は担当してくれるんで自分は経営全般を見ながら出店場所探し、店舗設計、市場調査、マーケティング、メニュー開発などそれ以外の部分から着手しようと思って。設計や内装の知識は学生時代、専攻だったので得意だったんですが食に関する全般的な知識やマーケティング手法、オーナーとしての心得などを短期間でプロから学びたいと考えてヒューマンアカデミーの「フードコーディネーター養成講座」を受講したんです。

- 施工中の店内で打合せ中の望月さんと
西條先生(左)

- 入学してどうでしたか?

- 実家ですでに飲食業を経験していたものの食の歴史から食材の知識、最新の情報やトピックス、あらゆる形態の飲食店のあり方、など食のプロである講師から生で聞く話しはたいへん勉強になりましたね。一年間の受講期間の中で作りたい店のイメージ、というか方向性がどんどん固まっていきましたね。

- そのほかにもヒューマンつながりでさまざまなご縁があったとか。

- そうなんです。もともと知己だった、ということもあったのですが、同じ長野校のインテリアコーディネーター養成講座の講師をされている一級建築士の西條先生が今回「砂蔵」の内装設計を担当してくださることになりました。
私のイメージを実際の図面に再現するのに西條先生との円滑なコミュニケーションや先生からの適切なアドバイス・サポートがあったことでほんとうに助かりました。
また先生やヒューマンアカデミースタッフの仲立ちがあって長野校のWeb講座の受講生さんにお店のHPの制作を依頼したんですよ。打合せも長野校の校舎内の打合せブースを使ったりして進めました。
- 長野校のWeb受講生・杉田さんが制作したHP。

- 素敵なつながりですね。

- そうですね。お店がオープンしてから長野校のスタッフの皆さんや受講生さんたちのクラス会などでも利用してもらっていますよ。

- ご自分のお店を作る際にどういったコンセプトを考えていらっしゃいましたか?

メニューのメイン、というか核は「創作寿司」というのは決まっていて。弟ともずいぶん相談しましたが、長野の女性は新しいショップや飲食店への反応が早いんです。そういう女性客をまずコアターゲットに考えてグランドメニューやドリンクの組立てを作り、内装やアメニティーなどを考えていきました。
それ以外にもうひとつ。「信州の食材を活用する」というこだわりは貫こうと考えていました。長野はほんとうに食材や食文化が豊かな土地柄です。
- 店内内装図面

- オープンまでの道のりはたいへんでしたか?

- 何もかも自分で決断しないとならないことだらけですからね。お店を作るというのは設計や内装などのハード面と資金調達、仕入れ、メニュー作りなどソフト面の両面からの準備が当然必要になります。
自分の場合は、弟という心強いパートナーがいましたし、西條先生に相談できたりしたのでたいへんながらもひとつひとつの過程を楽しみながら進められたような気がします。オープンさせた今だから言えるのかもしれないですけど(笑)

- 施工も大詰め。
立会って工程を確認する望月さん。

- これからの目標を教えてください。

- まずはこのお店の経営を軌道にのせること。オリジナルのメニューや店のコンセプト・こだわりに対してお客様から評価いただくようになったら次の展開も考えていきたいとは思ってます。一代でわずか10坪の店からスタートして、席数150席のお店までに広げていった父をいつか追い越したいですね。弟と二人で。
- サクラ砂蔵
- 長野市南石堂町1421三福ビル2F
- HP
http://www.sosaku-sakura.com/

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